U-Sma PRIME SELECTION

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2017/10/14

30アルファード/ヴェルファイア新車購入基礎知識【値引きは?オススメのグレード、オプションは?】

こんにちは、U-Sma(ユースマ)PRIME SELECTION 代表の小泉です。

第1回目のコラムは2015年1月から発売開始した大人気ミニバン、当社でも売上の50%以上を占める30型のアルファード/ヴェルファイアの新車購入について書きたいと思います。

2015年1月から登場した新型のアルファード/ヴェルファイア。初代10系の登場時から国内だけでなく海外での人気も非常に高く、海外バイヤーによる“輸出需要”も高い車です。3年落ち、5年落ちの中古車となった時の価格も非常に下がりづらく、資産価値の面でも注目すべきアルファード/ヴェルファイアは、希少グレードや、需要の高いオプションが装着されていると、稀に業者間で新車価格より高い値段で取引される事もあるほどです。

アルファードのSCパッケージに、ヴェルファイアのZGエディションにオプションの黒革シート。このオプションの装着車は一時は新車価格より中古価格のほうが高かった時期も。

今回はそんな新型30系アルファード/ヴェルファイアを新車で購入する時に、「3年、5年乗っても高く売れるようにしておく」「車のリセールバリューを高く保つ」という観点から選んでおきたいグレード、オプション、カラー等のお話をします。

リセールバリューとは?

まずリセールバリューとは、一度購入した車を売却する際の再販価値のことを言い、新車価格に対する残価比率としてパーセントであらわすこともあります。例えば新車価格400万円で購入し、3年後に次の車の購入時の下取りや、買取りセンターなどに売却した際に200万円だとすると、新車から3年後の残価比率は50%となります。

アルファード/ヴェルファイアはこのリセールバリュー(残価比率)が非常に高い種類の車種になりますが、その中で更に色、装備、グレード、乗車定員などでリセールバリューが変わってきます。例えば同じ1年落ち、1万km走行した2台のアルファードがあり、ボディーカラーがパールホワイトとブルーという色違いなだけでも、この2台の売却時の値段は20〜50万円変わります。パールホワイトのほうが万人受けして高く売れるので色なので、価値はパールホワイトのほうが上に。この場合「リセールバリューの良い色」はブルーよりパールホワイトとなります。

アルファード/ヴェルファイアに限らずボディーカラーはブラックかホワイト系がリセールバリューは良い。

このように車種選びだけで無く、グレード、装備、カラーなど様々な部分にもリセールバリューを意識して新車をオーダーする事で、売却時の再販価値を高め、次の新車購入時の支払い金額を減らし、出費の少ないお得なカーライフを送る事が出来ます。

オススメのグレード

では早速、オススメのグレードからですが、今回のフルモデルチェンジで3代目、30系となったアルファード/ヴェルファイアの新車価格は、一番安いグレード「X」で319.7万円。最高値グレードの「ハイブリット エグゼクティブラウンジ」で703.6万円と2倍以上の価格差があり、その間に様々なグレードが設定されております。

それぞれのグレードの主な特徴は下記の通りです。

・アルファード/ヴェルファイア X

一番の廉価グレードの「X」。8人乗りのみの設定でセカンドシートは6:4分割のベンチタイプとなります。廉価グレードとはいえトヨタ最上級ミニバンというだけあり、前席左右、前後席独立のフルオートエアコンや、スマートキー、助手席側のパワースライドドアは標準装備となるので十分満足出来る内容です。

写真はアルファードハイブリットのX

・アルファード S(含む Aパッケージ、 Cパッケージ)

・ヴェルファイア Z(含む Aエディション、Gエディション)

このグレードはエアロスポイラーや大型のアルミホイールを装着したスポーツタイプのグレードで、一番人気のあるグレードになります。アルファードであれば、S→SAパッケージ→SCパッケージの順に、ヴェルファイアであればZ→ZAエディション→ZGエディションの順に装備が充実していきます。

写真はヴェルファイアのスポーツ系グレードZ Gエディション

・アルファード G(含むFパッケージ)、エグゼクティブラウンジ

・ヴェルファイア V(含むLエディション)、エグゼクティブラウンジ

このグレードはパワーシートやオットマン、左右のパワースライドドアなどを標準装備させて高級感を高めたグレードになります。Fパッケージ、Lエディション、エグゼクティブラウンジにでは本革シートまで標準装備しており、エグゼクティブラウンジにいたっては純正ナビゲーション、JBLプレミアムサウンド、リアエンターテイメントシステム後席モニターや、フルオートのセカンドシートには格納式テーブルやシートヒーター、エアーシートまで標準で装備されます。

非常に豪華な内装の上級グレード。法人の社用車としても人気がある。

この中でリセールバリューが良いグレードは先にも記載したとおり人気のあるスポーツタイプグレード、アルファードであれば「S」、ヴェルファイアであれば「Z」になります。定期的に期間限定で発売される「特別仕様車」には人気のあるこのスポーツタイプのグレード「S」「Z」をベース車として利用することが多く、2016年7月発売のアルファードの特別仕様車「タイプブラック」はSAパッケージをベース車に、ヴェルファイアの特別仕様車「ゴールデンアイズ」はZAエディションをベースに、両側パワースライドドア、パワーバックドアなどの快適装備を充実させております。

オススメのナビやオプション装備

新型のアルファード/ヴェルファイアは設定されているオプションについてもナビゲーションだけで10種類以上。それ以外にもパワースライドドアやサンルーフなどの分かりやすいオプションだけで無く、スペアタイヤやフロアマットなど、「それってオプション?」というようなものも含め、様々な装備がオプション設定されております。ここでは、「これだけは必ず装着しておきたい」「装備しておくと支払ったオプション代金以上に売る時にプラス査定になる」というオプション装備を記載します。

・T-Connect対応ナビゲーション

T-Connectとはナビゲーションを通信でつなぐことで様々な便利なサービスが受けられるサービスです。例えば新しい道路情報を自動更新してくれたり、専用のオペレーターに行き先を伝えるだけでナビゲーションをセットしてくれたりと、純正ナビゲーションならではの次世代の機能を備えております。純正ナビゲーションは売却時にもプラス査定になるのでオススメです。

非常に便利なT-connect対応ナビゲーション。特にオペレーターサービスは是非活用してほしいサービス。

・メーカーオプションナビJBLプレミアムサウンドシステム

オプション価格561,600円からと非常に高額なメーカーオプションナビ&JBLプレミアムサウンドシステム。パノラミックビューミニター付きの価格は702,000円になります。9.2インチの大画面ナビ、高音質な17個のJBLスピーカー、T-Connectサービス対応など、価格に見合う充実した内容になっています。ここまで予算が使えるなら、合わせて後席用のモニター「リアエンターテイメントシステム」も同時装着をオススメします。3〜5年経過した中古車相場でもこのメーカーオプションナビとリアエンターテイメント付き車は非常に人気なので、売却時の査定額にも大きくプラス査定なる事間違い無しの装備です。

メーカーオプションナビを装着するならセットで必ず装着したいリアエンターテイメントシステム。売却時の下取り価格も期待できる。

・アルパイン社製ナビゲーション

アルファード/ヴェルファイアを新車で購入する際に検討して頂きたいのが、様々な車種別専用のナビゲーションを製造、販売している「アルパイン」社製のナビゲーションです。こちらの製品の特徴は社外製品ならではの特別な装備を装着している上で、価格が安く設定されている事です。アルファード/ヴェルファイア専用モデルでは、11型の国内最大サイズ大画面のナビ、カーアロマ、プラズマクラスター搭載リアビジョンモニターなど、様々な特別装備が搭載されております。車種別専用ナビとして高評価を広く得ている同社のナビは査定価格にもプラスで反映される傾向があります。

ディーラーでも販売している社外製ナビゲーション「アルパインBIGX11」画面の大きさ、付属品、走行中操作可能など、純正には無いプラスアルファの装備と、価格の安さが人気の理由

・左右デュアルパワースライドドア

XやS、Zグレードでは左側のみパワースライドドアが標準装備で、オプション選択することで右側もパワースライドドアを装備できます。オプションの追加費用は6万円程度ですが、中古車市場ではパワースライドドアが片側だけか両側付いているかで10〜20万円相場が変わることがあり、これを装着することで便利になるだけで無く、車を手放す際に購入時のオプション代金6万円以上のプラス査定が見込めます。新車オーダー時には必ず装着したいオプション装備です。

・ツインムーンルーフ

最近では車内でタバコを吸わない人が増え、一昔前と比べると装着率がとても減ったムーンルーフ。それだけに希少性も高まりムーンルーフ装着車の中古車相場は非装着車と比べて20〜30万円程度高くなっております。実際に使用する、しないに関わらず、新車オーダー時には是非一緒に装着しておきたいオプション装備です。

実際には頻繁に開け閉めするような装備ではないが、装着率の低さから希少性は高く、売る時は装着時の価格以上に評価されるオプション装備である。

・レーダークルーズコントロール

「レーダークルーズコントロール」を装着する事で高速道路での長距離移動が楽になります。しかし、本当に装着してほしい理由はそこではありません。この「レーダークルーズコントロール」を装着する事で、同時に衝突回避支援システム「ミリ波レーダー式プリクラッシュセーフティシステム」と、自動ブレーキ機能付き「インテリジェンスクリアランスソナー」が同時装着されます。わずか7万円のオプション費用でこれだけの安全性が確保出来るなら、是非装着したいオプション装備です。

ミリ派レーダーを備えるため、グリルも専用のグリルにレーダークルーズコントロール装着車。

エンジン

30系アルファード/ヴェルファイアに搭載されるエンジンは、ガソリンエンジン2機種とハイブリットエンジン1機種になります。

・2.5リッターエンジン 2AR-FE

2.5リッターと低排気量ながら182馬力と十分なパワーを持つ「2AR-FE」のガソリンエンジン。燃費もJC08モード11.4km/Lと低燃費で、新車購入時の価格面、税金面などから3機種の中では一番人気があるエンジンです。

・3.5リッターエンジン 2GR-FE

V型6気筒エンジンの「2GR-FE」は、V型エンジンの特性を生かした静粛性と、280馬力の高出力を持ち、高級車にふさわしいエンジンとなっています。しかしその反面燃費は悪く、新車価格は同グレードで2.5リッターと比較し35万円以上高く設定されていますが、中古車市場では2.5リッターのほうが高く取引される傾向があります。

3.5リッターモデルにはリアハッチ右に「V6」のエンブレムが張られる。高級志向のV、G、エグゼクティブラインジはV6エンジンのみの設定。

・2.5リッターハイブリットエンジン 2AR-FXE

JC08モード19.4km/Lと非常に低燃費なハイブリットエンジンの2AR-FXE。30系アルファード/ヴェルファイアのハイブリット車は一番安いグレード「ハイブリットX 8人乗り」でも411.3万円になります。ガソリン車の最も安いグレードの「X 8人乗り」の新車価格317.6万円なので、その差90万円以上と大きく差がありますが、自動車取得税、重量税が全額減税になる「エコカー減税」や、燃費の良さ、電気式4WD「E-Four」など、ハイブリットならではの走りと金銭的メリットがあります。4WD車で購入を検討されているユーザーは「エコカー減税」やガソリン代まで含めた総額で比較すると良いかもしれません。

人気のカラー

人気のカラーはアルファード/ヴェルファイアに問わずホワイト系かブラック系で、ホワイト系であれば「ホワイトパールクリスタルシャイン」、ブラック系であれば、ソリッドの「ブラック」の他に、光の加減で紫色にも見える「スパークリングブラックパールクリスタルシャイン」が人気です。中古車相場もホワイト/ブラック系の人気は高く、売却時にも高額査定が期待出来るので特に外装色にこだわりが無ければホワイト/ブラック系にしておいたほうが無難です。

その他の注意点

その他の注意点としてですが、新車購入時の販売店オプションについても注意が必要です。例えばアルファードの購入を検討していて、価格は安くしたいからとグレードを「S」を選択するとします。しかし装備が物足りないからと、「パワースライドドア」や「LEDフォグランプ」「システムコンソール」「ウッドコンビハンドル」など、上級グレードと同等の装備をオプション追加していくと、1~2ランク上のグレードの「SAパッケージ」や「SCパッケージ」を購入できる価格になってしまう場合があります。この場合装着している装備はほぼ同じなので特に問題無さそうですが、売却時にはベースとなるグレードが査定額に大きく影響するため、装備がほぼ同じだとしてもグレードが高いほうが高額査定となります。自分の選んだオプション装備品とワンランク上のグレードの装備品を確認し、ワンランク上のグレードと遜色無い装備を選択していたら、グレードを上げたほうが賢い選択と言えるでしょう。

XやZのベースグレードにオプションでウッドハンドルやパワスラなどを入れると、ワンランク上のグレードが買えるかも!?

値引きについて

続いて値引きについてです。値引きについては、車両本体価格からの値引きと、オプションからの値引きの2つに分かれ、オプション価格からの値引きは約5~15%見込めます。特にフロアマットやコーディング、メンテナンスパックなどの販売店オプションは値引き率が大きく設定されております。

販売店オプションをたくさん装着しすぎてしまい、その結果ワンランク上のグレードと同等の金額や装備になっている事が稀にありますが、それはディーラーの営業マンが販売店オプションをたくさん装着してもらうことで値引き出来る金額が増え、お客さんとの商談が進めやすくなるからです。

値引き交渉の際は上記も頭に入れた上で値引き交渉に臨み、車両本体価格からの値引きと、オプションからの値引きを切り分け、販売店オプションをたくさん装着しているのであれば、オプション価格からの値引きも交渉してみましょう。値引き交渉を成功させるポイントは、まず車両本体だけの値引きを確認し、その上でオプションを値引き済みの状態で装着してもらう事がポイントです。

下取査定について

下取査定については、新車ディーラーでの下取より買取店や中古車販売店のほうが一般的には高い傾向が有ります。これが高額車や人気車になればその差は大きくなり、当社のようにグレード、オプション、カラーなど、その車種の人気のポイントが分かっている中古車販売店や買取店と比べ、そのポイントが分からない新車ディーラーとでは場合によっては30万円以上の査定額の差が出る事もあります。ディーラーの下取りで損しないために、まず1店舗でも良いので買取店での査定を受けて自分の車のおおよその相場を頭に入れてから交渉しましょう。

最後に

新車購入は人生の中でそう何回も無いものです。ご自信の好みで購入するのが一番気持ちの良い買い物になる事は間違いありませんが、売った時まで「この車を選んでおいて良かった」と思えるような新車購入が出来ると気分的も金銭的にもとても気持ちの良い買い物になる事間違いなしです。是非新車購入の参考にして失敗しない新車購入をしましょう。

また、自分でグレード、オプション装備、カラー等を考えるのが面倒という方は、リースでアルファード/ヴェルファイアに乗るというのも賢い選択です。リースとは3年後、5年後の想定される売却価格を差し引き、実際にしようする期間分だけを月々支払う乗り方で、3年後、5年後の想定売却価格が高いアルファード/ヴェルファイアは、月々の支払いがとても安く済む傾向があります。気軽に安く乗れるリースも検討してみてはかがでしょうか?

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